大腸CT検査

検診二次検査・
大腸スクリーニング検査
大腸CT検査のご案内

大腸CT検査とは…

【マルチスライスCT】という最新医療機器を使った【大腸CT検査】を皆様にご案内しております。炭酸ガスを肛門から注入して、拡張させ大腸をCTで三次元診断する検査です。永仁会病院では大腸二次検査の選択肢の一つとして〈大腸CT検査〉も実施しております。

  • 左:内視鏡画像 右:大腸CT仮想内視鏡画像仮想内視鏡像は色調の変化以外は内視鏡像に類似して観察されます。

大腸CT検査の特徴

下剤は内視鏡の半分以下

前日に検査食と当日は腸管洗浄剤800mLと少量の造影剤を服用します。

痛みやリスクが少ない

受診者へアンケートを実施、9割の方が楽に受けられたと報告されています。

検査時間は短時間で終了

仰向けとうつ伏せを撮影し約15分で終了します。

保険診療可能

便潜血反応など他の検査で大腸悪性腫瘍が疑われる場合に保険適応です。

被ばくは低線量で撮影

日本の診断参考レベルDRLs腹部CTのリファレンスレベル(18mGy)の半分以下。

高い精度で病変を検出

3次元画像を生成して観察するため、病変の形状や位置を正確に評価できます。

大腸CT検査実施の流れ

診察予約
お電話にて診察日をご予約下さい。
0229-22-0063 (代表電話)
診察・ 検査日予約
診察で検査日を決めます。その後、問診をおこない、お食事や下剤の飲み方などについてご説明します。
検査準備
前日は大腸CT検査食を摂ります。当日は下剤を飲み、腸内をきれいにします。
検査実施
炭酸ガスで大腸を膨らませ、CT撮影を行います。短時間で終了します。
結果説明
検査結果は後日、当院で患者様へご説明します。

検査前日の食事について

  • 検査前日は3食とも専用の「大腸CT検査食」をとります。
  • 夕食後には、専用の「バリウムを1本のみ」飲みます。
  • ※一般に胃の検診で飲むバリウムより少量で濃度は薄く、便が出にくくなることはありません。
  • ※水分制限はありません。
  • ※検査食が食べられない場合は、素うどん(具なし)など消化の良い食事でも大丈夫です。

下剤の作り方

  1. 大きめの容器に水を約400mL入れます。(容器は当院で準備してあります)
  2. 腸管洗浄剤1袋と消泡剤をすべて入れてキャップを閉め、上下によく振ります。
  3. 水を追加して約800mLにして大腸CTバリウム2本を入れます。
  4. 緩下剤(下剤)ととろみ剤1袋を入れ、よく混ぜます。
    図:下剤の作り方 図:下剤の作り方

下剤の飲み方

午後検査の場合は検査当日の朝9時からゆっくりとすべて服用します。
(午前中の検査の場合は、検査前日の夜9時と当日の朝6時の2回に分けて半分ずつ飲みます。)

検査ができる目安
  • 大腸CT検査では、大腸内を完全にきれいにする必要はありません。
  • 便に多少カスが残る、または黄色い白色のような便になれば検査可能です。
  • 下剤服用前後または服用中、のどが渇いた場合にはがまんせず「水またはお茶」を飲んで下さい。
まだ もう少し 合格(検査可能)
排便なし/ 1.2回程度
(固形状態)

(泥状態)

(カスが残る・黄白色・白色)

基本的な撮影方法

CT検査室へ入室し検査終了までおよそ20分程度

大腸CT画像処理装置


  • ワークステーション

  • 画像解析画面
    (2体位同時表示)

ワークステーションと呼ばれる高性能コンピューター処理により、立体的な三次元画像(3D)を作成します。3D画像は血管に色を付けたり重ね合わせたりして手術前のシミュレーション用に活用しています。

  • 『8㎜ ポリープ型早期がん』
    症例
  • 『30㎜ 進行がん』
    症例
  • 『60×30㎜ 進行がん』
    症例
  •   
    大腸癌術前シュミレーション画像
検査実績(令和2年8月~令和5年10月)計 213例
大腸癌外科術前検査 88例
便潜血陽性2次検査(FOBT+) 57例
大腸スクリーニング検査 48例
内視鏡深部挿入難検査(同日検査) 24例
人間ドック1次検査 1例

診療受付

診療日
月曜日~土曜日
診療時間
[午前]8:30~12:00
[午後]13:30~17:00
※ 各科・部門ごとに異なります。
詳細は下記よりご確認くださいませ。

総合受付窓口

0229-22-0063

― Pick up! ―

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  • 下部消化管内視鏡検査
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