当院の取り組み
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当院では、正しい栄養管理が病気の治癒力を高める事に早くから注目し、NST(栄養サポートチーム)活動により患者様の早期快復に努めているほか、感染対策・医療事故防止に積極的に取り組み、より良い療養環境の提供に努めております。
栄養サポートチーム(NST)
当院は東北で始めてNST(栄養サポートチーム)を取り入れた病院です。NSTとは、患者様に最良の栄養療法を提供するために、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、言語聴覚士、MSW(メディカルソーシャルワーカー)、歯科医師、歯科衛生士などで構成された医療チームのことです。
当院では全入院患者様の栄養状態を評価し、栄養介入の必要な患者様へはNSTにて栄養状態の改善・早期快復に努めています。栄養の礎となる食事は、献立作成から調理までを外部委託ではなく、当院職員で行っております。患者様個々の病態・摂食嚥下機能に応じた食事提供を心掛けており、言語聴覚士、看護師、管理栄養士などの多職種で食事摂取評価も実施しております。その他、NST介入患者様の栄養状態の評価や今後の治療方針の確認などを行う多職種カンファランスを週1回実施し、情報共有を行っています。
また、外来の各診療科にも管理栄養士が常駐し、看護師や他職種と情報を共有しながら患者様の治療効果の向上、合併症の予防、早期快復を目指し継続的に栄養管理に取り組み、チーム医療で患者様を支援しています。
NST(栄養サポートチーム)
他職種カンファランス
舌の訓練をして食べる機能を
維持します
エネルギーコントロール食
臨床研究に関する情報公開について
(オプトアウト)
当院では以下に掲載した臨床研究を実施しております。 各研究の情報については、下記一覧よりご覧いただけます。
受付番号 | 研究課題名 | 申請部署 |
---|---|---|
2301 | 血液透析患者の主観的評価「食欲」は、栄養スクリーニングツールとして有効か | 栄養管理科 |
2302 | 慢性腎臓病保存期の長期間食事療法の有無が導入後に与える影響の検討 | 栄養管理科 |
感染管理室
当院では標準予防策を基本とし、病院感染防止対策を病院全体で取り組んでおります。倫理的配慮を考慮した感染防止対策を実践し、患者様・ご家族および医療従事者の安全と、安心して受けられる医療提供を目指しております。
主な取り組み
- 職員に対する病院感染対策研修の実施 職員の感染防止対策に対する意識・知識・技術の向上を図るため、2回/年研修を開催。
- 感染制御チームによる病院感染対策活動 ◇院内各部署を1回/週巡視し、感染対策上問題となる事項を早期に発見し改善、指導。
- 院内感染対策ポスター等を掲示し啓蒙活動。
- 医療関連サーベイランスの実施。 カテーテル関連尿路感染、カテーテル関連血流感染、創部感染、手指消毒剤使用量、微生物検出状況、抗菌薬使用状況の把握。
- 院内感染マニュアルを1回/年見直し改訂。
- 感染症発生時、感染管理室は報告を受け、感染状況を調査確認し対応、対策を指導。院内に周知し感染拡大防止に努める。
- 感染症発生動向調査情報をもとに全国県内および地域の感染症情報を迅速に院内に提供。
- 院内感染症集団発生時の対応 病院集団感染が疑われる場合は、感染対策委員長、病院長へ報告し病院全体で感染経路の遮断および拡大防止に迅速に対応し終息に努める。
- 感染対策連携施設と定期的なカンファレンスを行い、感染対策上の助言をもとに院内感染対策の向上に努めている。
医療安全管理室
当院は組織的な医療安全対策を推し進めることによって安全文化を確立し、医療事故をなくし患者様・ご家族へ安全な医療を提供することを目的とし日々取り組んでおります。また職員にとっても良い職場環境の基盤となることと認識し、病院長のもと医療安全管理者(兼務)の他に医療安全対策メンバーで実践活動を行っています。
主な取り組み
- インシデント、アクシデント報告の収集、分析、対策立案
インシデンㇳ、アクシデントが発生した場合、報告を受け情報収集を行う。 週に1回のカンファレンスや安全対策チームで情報共有と分析・検討を行ない、再発防止に取り組む。 - 医療安全管理のための研修企画・開催
医療法に基づき、職員の医療安全への意識を高め医療の質向上を目的とした全職員対象の必須研修を年2回実施。他、各医療安全部会でも研修を実施。 - 院内医療安全ラウンドの実施
各部署より召集された安全対策チーム員が月に1回、病院内をラウンドし安全対策の遵守や患者様の安全な療養環境について確認、また指導を行う。 - 患者様・ご家族への医療相談対応
医療に関する疑問や不安など患者様・ご家族が抱える問題についてプライバシーに配慮しながら相談に応じる。 - 医療安全管理マニュアルの作成・改訂・周知
1年に1度医療安全管理マニュアルの見直し・改訂を行い、医療安全管理委員会にて報告・承認をうける。マニュアルが活用しやすいものであるよう整備を行う。
次世代育成支援対策推進法及び女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画
職員が仕事と家庭を両立し、持てる能力を十分に発揮えきるよう下記の通り行動計画を策定し、実施する。
1.計画期間
令和6年4月1日~令和11年3月31日
2. 目標
(次世代育成法)
- 1 )リフレッシュ休暇を付与する。
- 2 )管理職対象の労務管理研修会を開催する。
(女性活躍推進法)
- 3 )パート職員を正職員に登用する。
前年度実績 (1名)⇒ 数値目標(1名以上) - 4 )全職員対象のハラスメント研修会を開催する。
前年度実績(0回)⇒ 数値目標 (1回以上)
(共通事項)
- 5 )相談窓口担当者とその役割ついて院内周知を図る。
ハラスメント、職場環境、心の健康、仕事と育児・介護の両立、仕事と病気の両立、等
3. 取組内容・実施期間
- 1 )リフレッシュ休暇付与 (毎年1回)
4月:勤続年数3年以上の者を対象として、毎年1~3日のリフレッシュ休暇を付与する。 - 2 )労務管理研修会 (1回以上)
4月~外部講師を依頼し、開催日程を調整する。 - 3 )正職員登用試験 (毎年1回)
2月:登用推薦受付
3月:登用面接実施
4月:正職員登用 - 4 )ハラスメント研修会 (1回以上)
4月~ 外部講師を依頼し、開催日程を調整する。 - 5 )相談窓口担当者とその役割の院内周知
4月:職員掲示板に周知ポスターを掲示し、院内周知を図る。
4. 上記項目に留まらず、必要応じて職員が働きやすい職場環境づくりに取り組む。
以上
女性の職業生活における活躍に関する情報の公表
令和6年3月1日現在
管理職に占める女性労働者の割合 | 全体 | |
---|---|---|
女性の管理職数(人) | A | 4人 |
管理職数(人) | B | 10人 |
管理職に占める 女性労働者の割合 (%) |
A / B | 40.0% |
[医療法人永仁会]
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