部門紹介
医療安全管理室
安全安心の第一歩は聴く姿勢、
寄り添う気持ちとチームプレー
当院は医療安全対策加算2を届出し実効性のある医療安全対策を組織的に推進するため日々取り組んでいます。患者様が安全で安心して検査や治療を受けられるよう医療相談窓口として、また当院で働く職員が安全に業務を遂行できるよう、潜在的・顕在的問題を把握し、多職種と協働して問題解決に取り組んでいます。
業務内容
医療相談対応
患者様・ご家族が抱える医療に関する疑問、質問、苦情等の相談窓口担当として プライバシー厳守に配慮しながら対応します。内容によって他職種者と密接に連携を図り支援します。
受付時間 平日9:00~16:30
(土日祝日、年末年始を除く)
相談室場所 2階
(エレベータを出て右側)
医療安全管理体制の構築
安全管理委員会や安全管理部門の会議の運営企画を行います。
週1回のインシデント事例カンファレンスと、月1回の安全管理委員会で医療安全に関する報告・審議を行います。またスタッフを中心とした安全対策チームを構成し月に1回院内ラウンドを行い、安全確認などを行っています。
医療安全に関する研修開催・情報発信
職員の医療安全に関する意識・知識向上のため研修を年2回企画し実施しています。
他にも医療機器や医薬品、放射線診療など病院に従事している職員が知っておくべき事項について各安全部会担当者が研修会を企画・開催しています。
また、医療安全に関する情報や他施設で起こった医療事故などの情報を発信することで医療安全意識の向上を目的に活動しています。
医療事故を防止するための情報収集、分析、対策立案、フィードバック、評価
当院で起こったインシデント・アクシデント事例報告を受け、なぜ起こったか背景要因を集計、分析し対策立案、改善へとつなげます。ここで大事なのは誰が起こしたか責任を追及するのではなく、なぜ起こったのかという問題解決に焦点をあて改善に努めることです。
医療事故発生時の対応
万が一医療事故が発生した場合は患者様の生命を守ることを第一優先とし対応に当たるとともに、発生前後の状況把握、今後の対策、また患者様・ご家族への対応を行います。それを基に事故調査委員会への報告を行い再発防止に努めます。
医療安全文化の醸成
院内のインシデント事例の情報提供、要因分析・対策・実施を働きかけ医療安全を自らの事として考える意識を職員はもとより、患者様・ご家族にも図れるよう安全文化の醸成に努めています。近年は心理的安全性を高く保つことやアサーティブコミュニケ―ションがとれる事を重要と考え、職員の研修に取り入れています。
以上のように医療安全管理室は患者様・ご家族に安全で安心な医療を提供し、信頼される病院を目指します。また職員も安全に安心して業務に臨める病院を目指します。
地域医療連携室
寄り添いながら患者様に伴奏する支援を!
地域医療連携室では、患者様、ご家族に寄り添いながら、院内の多職種及び地域の医療保健福祉機関と連携・協働して必要な情報をわかりやすく発信し、患者様を取り巻く経済的・社会的・心理的問題を解決するためにソーシャルワーカー(社会福祉士)がご相談をお受けしています。
また、地域医療連携室専任看護師が地域の支援関係者と連携を図り、安心して在宅生活が送れるように支援しています。
業務内容
- 他の医療機関からと他の医療機関への診療予約、受診調整を中心する前方支援業務
- 患者様、ご家族の抱えるさまざまな問題を社会福祉の立場から解決、調整を支援する相談支援業務
- 当院に通院している透析患者様への社会保障制度等の支援業務
- 急性期治療を終えた患者様が、疾病や障害を抱えながらも自宅や新たな療養の場で、安心・安全な療養生活及び社会復帰ができるように地域の医療保健福祉機関と連携して支援する退院支援・退院調整業務
- 当院ではケースとしては少ないが、受診された患者様が状況からDV(ドメスティックバイオレンス)、または虐待が疑われた場合の対応など
これらを、主な業務として取り組んでいます。
受付時間 平日9:00~16:30(土日祝日、年末年始を除く)
相談室場所 2階(エレベータを出て右側)
院内の活動
- さまざまな院内の多職種カンファレンスに参加し、患者様へ良質な医療実践のための情報、意見を地域医療連携室の観点から提供
- 病院広報誌「永仁会だより」への投稿、病院のHPの情報提供等、地域の医療機関との会議への参加等広報活動
- NST専門療法士研修機関としての研修時の講義、中学、高校生の職場体験学習の指導等の教育活動
これらにも積極的に参加し、地域医療連携室の役割を果たしています。
診療受付
- 診療日
- 月曜日~土曜日
- 診療時間
- [午前]8:30~12:00
- [午後]13:30~17:00
- ※ 各科・部門ごとに異なります。
詳細は下記よりご確認くださいませ。