部門紹介
臨床工学科
医療機器と共に安全・安心な医療をサポートします
特色
臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。当院では血液浄化業務を主に、医療機器の操作・維持・保守管理を行い、安全な医療を提供できるよう努めています。
業務内容
当院では、臨床工学技士業務指針のうちの血液浄化関連業務(血液透析、腹水濾過濃縮再静注法、 顆粒球除去療法など)、呼吸関連業務、機器管理関連業務に携わっています。
血液透析
透析機器の操作を主に、透析機器・透析液供給装置の保守管理を行うと共に透析液の清浄化に努めています。また、ダイアライザーなどの医材の管理、透析開始時のシャントへの穿刺、シャントエコーなども行っています。
血液透析の治療については診療科一覧の腎臓内科・人工透析内科をご覧ください。
腹水濾過濃縮再静注法(CART)
癌や肝硬変などの疾患により貯まった腹水を採取し、濾過器によって細菌や癌細胞を除去し、濃縮器によりアルブミンなどのタンパク質を濃縮し、静脈から点滴する方法です。この採取した腹水の濾過と濃縮を行っています。
引用元:旭化成メディカル株式会社
顆粒球吸着療法(GCAP・GMA)
本来であれば免疫機能である白血球は病原体から体を守りますが、免疫機能の異常により自分の組織を破壊し炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)を引き起こすことがあります。
この治療としてステロイド等の薬物治療を中心に行われていますが効果が得られにくい場合や、副作用等で薬物を減量したい場合にこの治療を行います。治療は体の血液の一部を取り出し循環させ吸着し、体に戻していく方法となります。
引用元:JIMRO株式会社
医療機器管理
心電図モニタや人工呼吸器、輸液ポンプ・シリンジポンプなどの医療機器を、安全に使用できるようにするため、保守・点検を行っています。
輸液ポンプ
ベッドサイドモニタ
除細動器
シリンジポンプ
認定資格
臨床ME専門認定士、呼吸療法認定士、透析技術認定士
診療受付
- 診療日
- 月曜日~土曜日
- 診療時間
- [午前]8:30~12:00
- [午後]13:30~17:00
- ※ 各科・部門ごとに異なります。
詳細は下記よりご確認くださいませ。